日程・プログラム
プログラム
開催概要について
学会名 | 第62回 日本小児股関節研究会 |
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会期 | 2023年6月22日(木)/ 23日(金) |
会場 | 千葉市文化センター アートホール 〒260-0013 千葉市中央区中央2-5-1 千葉中央ツインビル2号館3階 TEL:043-224-8211 |
テーマ | ひとりひとりに心をこめて |
主題 | 治療に難渋した症例 |
シンポジウム | 発育性股関節形成不全(完全脱臼例)の手術 ―どこで成否が分かれるのか― |
パネルディスカッション | 乳児股関節検診 -各地域の現状と将来構想- DDHに対する装具治療 -適用時期と適用条件- |
会長 | 西須 孝(千葉こどもとおとなの整形外科) |
参加費 |
医師・企業:10,000円 初期研修医・医療従事者:5,000円 外国医師・医学部生:無料 当日、現金のみでのお支払いとなります。 |
事務局 | 千葉こどもとおとなの整形外科 事務局長:都丸 洋平 〒266-0033 千葉県千葉市緑区おゆみ野南3-24-2 E-mail:jphrs2023@ccaoc.jp |
演題登録について
症例報告を特に歓迎します。
どうやって治療したらよいか悩んでいる症例(未治療例)、治療に苦労した症例、治療が非常にうまくいった症例など、どんな症例報告でも歓迎します。
もちろん一般演題も歓迎します。主題は応募演題の中から選びます。シンポジウム、パネルディスカッションは一部指定演者の依頼を行いますが、応募演題の中からも選びます。
演題募集期間
2023年2月1日(水) ~ 3月10日(金)3月24日(金)
演題登録は3月24日をもちまして終了いたしました。
演題応募分野
主題・シンポジウム・パネルディスカッション
主題①治療に悩んだ症例・苦労した症例 -発育性股関節形成不全-
主題②治療に悩んだ症例・苦労した症例 -麻痺性股関節脱臼・亜脱臼-
主題③治療に悩んだ症例・苦労した症例 -ペルテス病-
主題④治療に悩んだ症例・苦労した症例 -大腿骨頭すべり症-
主題⑤治療に悩んだ症例・苦労した症例 -その他の疾患-
シンポジウム
発育性股関節形成不全(完全脱臼例)の観血的整復術 -どこで成否が分かれるのか-
保存療法の進歩と普及に伴い、観血整復術の手術が減りました。
このため技術伝承が困難となり、地域によっては完全脱臼に対する観血的整復術の手術成績不良例が増えているように感じています。
ここで改めて術式の議論を行いたいと思います。
パネルディスカッション1
乳児股関節検診 -各地域の現状と将来構想-
最新の超音波検診システムが整っている地域がある一方で、諸事情により十分に整っていない地域もあります。
演者の地域でどのように検診システムが整備されてきたか、現在どのような検診を行っているか、将来構想はどうか、などについてご発表をお願いしたいと思います。
パネルディスカッション2
DDHに対する装具治療 -適用時期と適用条件-
新生児期の装具治療が議論になっています。全例適応とする考えに慎重論もあります。
こうしたことも含めて、装具治療の適用時期と適用条件について自由に意見を交わす場にしたいと思います。
招待講演
Prof. Tae-Joon Cho (Seoul National University Children's Hospital, Korea)
Prof. Chia H Chang (Chang Gung Memorial Hospital, Taiwan)
Prof. Ting-Ming Wang (National Taiwan University Hospital, Taiwan)
特別講演
三谷 茂先生(川崎医科大学骨・関節整形外科学教授)
演題応募方法
下記の演題応募例に従って、希望セッション、演題名、英文演題名、演者、所属、主演者の英名と所属の英名、抄録(400-800字)についてMicrosoft Wordでファイルを作成し、添付ファイルとして下記メールアドレスまで送ってください。抄録の形式は特に指定しませんので、自由に作成してください。主題、シンポジウム、パネルディスカッションの中で、希望のセッションがあれば記載してください。
演題応募先
第62回日本小児股関節研究会事務局
メールアドレス:jphrs2023@ccaoc.jp
演題応募例
・希望セッション
主題1
・演題名
双頭型のペルテス様変形によるインピンジメントに対し鏡視下骨頭部分切除術が奏功した1例
・英文演題名
A case of femoroacetabular impingement due to double-headed femoral head treated by arthroscopic partial resection of the femoral head
・演者
西須 孝 1、亀ヶ谷 真琴 1、都丸 洋平 1、柿崎 潤 2、及川 泰宏 2、安部 玲 2、佐久間 昭利 3、橘田 綾菜 4
・所属
1 千葉こどもとおとなの整形外科
2 千葉県こども病院整形外科
3 千葉大学整形外科
4 東京女子医科大学八千代医療センター整形外科
・主演者の英名と所属の英名
Takashi Saisu (Chiba Child & Adult Orthopaedic Clinic)
・抄録
【はじめに】双頭型のペルテス様変形は、放置すると骨頭と臼蓋がインピンジし、著明な痛みと可動域制限を来すことがある。今回我々は、この変形に対し鏡視下に片方の骨頭を切除し、合併症もなく症状を改善できたので報告する。
【症例】14歳女児。左発育性股関節形成不全症で、1歳半に他院で観血的整復術を受け、5歳時に千葉県こども病院初診。6歳時にSakalouski Double Osteotomy 、 ・・・中略・・・ 術後3年6か月まで経過観察しているが、合併症もなく経過良好である。
【考察】骨頭の部分切除は、残存骨頭の骨壊死や骨折のリスクがあるため、容易に決断できない術式である。外科医として技術的ピークを迎えた術者の判断が、運よくいい結果をもたらしていたが、再現性に関しては何とも言えない。
会場案内
千葉市文化センター アートホール
〒260-0013 千葉市中央区中央2-5-1 千葉中央ツインビル2号館3階
TEL:043-224-8211
会場案内図
電車をご利用の場合
JR「千葉」駅東口より
徒歩:約10分
宿泊については大変恐縮ですが、参加者ご自身で確保していただきますようお願いいたします。